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5月
5月
shawl
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この写真の生地は、京都の個人で動かれている白生地問屋さんが、
関東の機やさんとやりとりの末に完成した絹のショール。
2重織りで、表は生絹(すずし)裏は、生糸と練り糸。ごく少量、化学繊維。
極細糸で、透ける。
生絹のショールはあまたあるが、張りがあり、体に添わない。
なので、体に添いながらも、張りとふくらみがある、エレガントな布を作られた。
たった1パーセントだが化学繊維を用いることで、
絹の強撚糸でつくる通常の縮みとは異なる、
ふくらみのある表情の布に仕上がっている。
(撚糸での縮みは、布がぺったりとしてしまう)
ほかにも、羽衣のような軽く薄いショールも。
こちらは、はじめにすべて先に精錬した絹で織ってみたところ
糸がよれてしまうので、緯糸を半分ウールにされたという。
不思議な甘い肌触りと軽さ。半透明な。

こんな世の中だけれども、こんな世の中だからなのか、
生まれるものもある。