はつひ

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にいとしのお喜びを申し上げます

曇りがちで初日の出は見えませんでしたが、かすかに日を浴びて

有明山は金色に輝きました。良い年となりますように!

大晦日に

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大晦日に、染めをしていました。

正月準備もしつつ、、、ですが

小さい枷糸の精練と染めの確認をしました。

私にとっては今回の精練と染めは今年が終わるか終わらないかという

最後の賭け?のような実験でした。

予測通りの結果になって本当に良かったのです。

来年の見通しが立つか立たないかの瀬戸際でしたので。

なるべく早く美しく、糸と色を最大限に活かし

古法に依る染めを行えること。これがなんとか年内に出来ました。

今の時点での方法論のようなモノが実用的なモノとして確定したというか。

今年は本当にまだらな年でした。成功もあったし、

大失敗もありました。布や糸の状態を見定めることが

稚拙であったために起こったことでした。(今思えば、ですが)

原因がわからず、間違った方向へ行ったことすらあります。

そんな、無駄足がたくさんありました。

でも!そのことすら、きっと貴重な財産になる。なるはずです。

来年の自分に期待をして、今年を終わろうと思います。

(、、しかし、年賀状も、昆布巻きにしんも間に合ってないのですが(汗))

最後に、、、皆様、良いお年をお迎えください。

再確認

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(前回の日記の続き)

それで、糸はどうなったかというと

まず既製品の糸は酵素を採用し、あとは沸騰の力で裸に近く。

新しい糸は、灰汁とか熱湯の力だけで。

前田雨城先生の一般向け講義の中でのベスト2のうちの

1つが、「煮沸熱湯」。

難しい糸に対面して、熱湯のすばらしさ、偉大さを再確認。

向かい直す

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そんな病気はないんだけれども、

精錬病はきつい。神経にきつい。

そう思いつつ、松本で、小さな忘年会に参加。

着物好き、で、作り手でもある人々と。

そこで初対面の織りの方と、

精錬の話で盛り上がる。

精錬があまりに難しい事で盛り上がる。

絹は生もの。素性の知れたものであればまだしも

そうばかりも言っていられない場合の

一か八かの気持ち。(もちろん、結果使えない場合すらある)

気を取り直して、今手元にある糸に

向き合い直す。

懐かしいような

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何年ぶりだろう、東山魁夷の絵に会いに長野市へ。

試行錯誤、という時代から段取りの段階を経て つくる段階へ。

すると、見るもの、見えるもの、きこえるものが、まるで違ってきた。

技術は厳然とそこにあり、その道は続くけれど

別の懐かしいような道が、眠りから覚める。

触れる

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色が止まり、その布を広げた瞬間

意識の深いところで、色に触れた気がした。

光としての色は、私の奥深くに

光速の早さで入り込んでいった。

句読点

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そして、染め人生で一番スッキリと染めを納めることが出来た。

やっとやっとだ。

悪戦苦闘しないで染められることが今年の目標だった。

これで、受注に耐えられる。

人生に、句読点。

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太陽熱の恩恵のない日はとても冷えるので、薪ストーブの出番。

空気が乾くので、洗濯物も干すし、精錬も、キッチンでやる。

森の季節

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今年は世間を騒がせた熊も冬眠に入り、

安曇野地域の警戒も解除され

子供のランドセルから、熊よけの鈴は外され

森の散歩の季節になった。

薪ストーブのたき付けのために

落ち枝を集めたり(木は時折、枝を落とす)

落葉の描く不思議な風景に出会ったりする。

白い落ち葉は、これから来る

雪の季節を予感させる。

今日明日では

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染めと言うモノは材料を煮て、さあ染めて

という訳にはいかない。

ということは、古代の染めを習いに来た人なら

みな知っているし、実行していること。

自分のことはとにかく、数年続いた生徒さんは

みな、肝にこのことが入っている。

なのに、わたしの方と来たら、、、

ついついはしょりたくなるのだ、、。

だから、念仏を唱えるように

全てを取り出す、とつぶやいておかなければならない。