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2007年「植物染めの 春いろ糸展」より

 

この展示は、習作展として行いました。

まずは蛍光をつけること、堅牢度を確保すること、

この2点を何とかクリアできた糸や布たちでした。

この糸たちの下処理には、古来からの「灰汁付け」による加工がされています。

これは、単に灰汁に浸けると言うことで無く、

灰汁とお酢を利用した処理のことで、糸がガラス質になります。

江戸時代までは、この手法が普通に行われていて

現在でも京都で本紅染め(紅花染め)をされている工場では

行われているようです。

もちろん、加工にはいろいろと難しいこともありますが

現在でもやって出来ない手法ではありません。

肝心の色は、ヒノキ、西洋アカネ、ヤマモモ、などを用いていました。

色そのものは淡いのですが、蛍光をつかることが出来、それを見ていただけ

その感想をいただけたことが大きかった展示でした。

この布を長波長の照明(パーティー会場など)の光が当たると

驚くほど輝きます。