1月
組織
Posted in 織 | No Comments »織りの組織。
織りの組織によって、布の性質が変化することへ
改めて驚く。
そんなこと、当たり前ですが、、、。
引越準備やらいろいろで、途中になっていた
糸巻きの続きをやろうとして
古風な糸車を運んでいたら、子供に
「モータのやつ使わないの?早いんじゃないの?」と
呼び止められてしまった。
、、そうだった、、、。
モーター音と少しの油の匂いが嫌いだけれど
コンパクトで効率のよい電動の糸巻きを
使い始めていたんだった、、、。
完全に、忘れていた。
門前の小僧習わぬ経を読む。
もう、子供には参ります、、、。
いろいろなことが同時進行中。。。。
そのひとつが、織り機周り。
まずは、糸綜絖を新調。
以前のものは自分手作ったもの。今回は西陣のプロにお願いしたもの。
綴織り(つづれおり)で使われるものと同じ(糸を通す場所が違いますが)。
制作をしてくださったのは、京都の富坂さん。
綜絖一つにノウハウがたくさんあることを初めて知りました。
まず織りたいもの、それを織ることの出来る織り機があるのですが、
それを踏まえた上で、綜絖糸の材質から、太さ、、、、、。を検討して頂きました。
綜絖を長持ちさせるにはいろいろと使用上のこつがあり
使用中に丸棒を回しながら、ナイロン糸をなじませていくのだそうです。
(上手に表現できない!)
そして、縦糸通しもお願いして、完璧にできたものを、私は織り機にセットするだけ。
そのセットも無事終了。非常にスムーズな動き。
富坂さん、ありがとうございました!
織り。
今回はとりあえず織りの組織の試しなので
あまりの糸を使って始めたのに、案の定、不満。
染め重ね。
挙げ句の果てに、
ほかの作品用の糸に手を伸ばしそうになる。
いつもこれだ、、、、。
あえて人間のことを考えない。
生活のことを考えない。
もちろんコーディネートなどと言う小さな事は
考えない。
そうすると、色、その色のだけが響き
私は五感を通して、その色の波動を受けているのがわかる。
空気が染まるように布にしよう。
フィトンチッドのように。
一衣舎さんの書かれた「手織りの意味」という記事に掲載されている着尺の写真に釘付けになった。
文章に、信州飯田のHさんと、記されている。もう、そうなると絶対に彼しか居ない。そう、私が10年前に夢中になっていた着尺の作者だ。
わたしは、着尺を2反も買ってしまったのだ。そして、着てみた。着心地は通常の紬の着心地を遙かに超える。しわにもならず、いつも空気を含んで美しい。
10年前、染織の世界に入るきっかけとなったのは、着物好きが高じてこの着尺に出会ったからだ。
私の購入し、愛用している着尺は、今のシリーズとは違うもの。
この人のシリーズはその後、「空気を織り込む」ようになる。
この「空気を織り込む」というのはなるべく張力をかけないで織ること。
空気シリーズをすぐに購入されたのはある社長夫人だったが、パーティーに来てゆかれ、同席者に「この着物には「気」が織り込まれているね」と言われたそうだ。人の目はおそろしい。そして、あまりに正確だ。
その当時、この人の反物を直接知り合いだと言うことでたくさん取り扱っていた呉服店のご主人は彼のことを「大学の研究者」のようだと評していた。
この呉服店の店主は私の着物の師匠であり
飯田のHさんは織物のあこがれの人であった。
しかし、Hさんと、同じ事をするわけにはいかないから、
私の苦難は長い。
染めを中心にしたとしても、織ることもきちんとやりたい私は
いまも、密かに策を練っている。。。。。

I am mac user and japanese sword shuttle user. ???
この英語でいいのだろうか?
以前は結城紬の地機を使っていたので、
高機になっても刀杼を使っている。
試織準備中。

先日、生徒さんが、糸の綜絖が市販されていると言っていたので
ネットで調べてみたら、オークションで
古い糸綜絖つきの綜絖枠が売りに出ていた。
1000円、、、、。
写真は我が家の織機の糸綜絖。
ここ数年、言うまでもなく、毎日が染めでいっぱいいっぱいだった。
今年からは、少し余裕があるので、細々としか出来ていなかった
組織、織り味、布の意味を探る研究を、、、と思った矢先、
とてもすてきなサイトを発見。
それはここ↓
志田千尋さんの「手織りの楽しみ」
組織について、図や、写真による解説がすばらしいのです。