Archive for the 織 Category

紫苑

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先日昔所属していた歴史の長い建築設計事務所のOBOG会があり、

故芦原義信先生の13回忌の年でもあり、20年ぶりにみなさんにお会いするため上京。

ぜひ着物で、、という先輩からのプレッシャーで慌てて自分の着物を作る。

この時期は天候が変わりやすくまた季節感のこと、時間がないことも考えて

着物の色は薄い一色どんな帯でも大丈夫なグレイッシュな色を選んだ。

紫根による染め。紫と鈍色の中間のような藤色。

帯はどうするか。

手元に4メートル程度の織り布。

これは2011年の震災直前から織り始めていて、原発事故のニュースを耳で聞きながら織っていた布だ。

着尺になるはずだったこの布を私は計画通りに進めることができなかった。

やみくもに織った。気持ちをぶつけて織り続け、ある日途中で織れなくなった。

ヤマモモとすほうによる肌色の縦糸に

かりやすと紫による「あを」、やまももによる緑、その他その他、、、

 

ちょうど秋のこの時期、平安期のかさねの色目「紫苑」に重なる色。

ふと、花言葉を調べてみると、、、

花言葉 追憶 君を忘れない 遠方にある人を想う

 

私は、この布を帯にすることに決めた。

 

一越ずつ

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例えばたもとや左のおくみ。

色と色が隣り合い、響き合っている

そんな着ている人だけの楽しみ

あるいは慰めをつくるための一筋の色糸。

一越しずつ自由に。色の響きを聞きながら。

実感と時間

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見本布やら染料を炊き出すのやら、

新年改まり非常に慎重に今のところ、失敗無く。

しかし歩みは亀のように遅い日々。

織り解禁になった今年。

織りの組織の新しい糸の組み合わせを試すために

半分は失敗と言える糸をとうとう経糸にした。

緯糸も管に巻き取っている。

その時糸へのひどい仕打ちは

全部自分へと跳ね返る。

失敗の度合いを実感するとき。

作業がはかどらないのだ。

そして勿論、色だってだめだ。

しかし時間はない。なるべく急いで

ここを通り抜けなければならない。

真綿紬糸

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久しぶりに、真綿紬糸を探して購入し、染めに挑戦してみている。

真綿の糸の特性として、繭の全部が含まれていること

完全な精錬には適さない、できないこと

等がある。

真綿の特性を活かした状態では

どうしても染めムラになるし

色も所定の色にはならない。

しかし、真綿糸の性質が布に与える効果は

得難い。特に、無練りの糸は

特徴的な効果を発揮する。

なんとか、つかえないかしらん。。。

構図

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友禅の修行中の知人が構図について語るのを聞いていて、

構図って怖いな、なんだか底なし沼のようだわ、と思った。

ノルマ

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織りのことを毎日少しでも考える

という

ノルマを課しているので、

少しずつ

織りのミクロとマクロの波に

乗れるようになったか?どうか。

組織

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織りの組織。

織りの組織によって、布の性質が変化することへ

改めて驚く。

そんなこと、当たり前ですが、、、。

門前の、、、

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引越準備やらいろいろで、途中になっていた

糸巻きの続きをやろうとして

古風な糸車を運んでいたら、子供に

「モータのやつ使わないの?早いんじゃないの?」と

呼び止められてしまった。

、、そうだった、、、。

モーター音と少しの油の匂いが嫌いだけれど

コンパクトで効率のよい電動の糸巻きを

使い始めていたんだった、、、。

完全に、忘れていた。

門前の小僧習わぬ経を読む。

もう、子供には参ります、、、。

綜絖新調

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いろいろなことが同時進行中。。。。

そのひとつが、織り機周り。

まずは、糸綜絖を新調。

以前のものは自分手作ったもの。今回は西陣のプロにお願いしたもの。

綴織り(つづれおり)で使われるものと同じ(糸を通す場所が違いますが)。

制作をしてくださったのは、京都の富坂さん

綜絖一つにノウハウがたくさんあることを初めて知りました。

まず織りたいもの、それを織ることの出来る織り機があるのですが、

それを踏まえた上で、綜絖糸の材質から、太さ、、、、、。を検討して頂きました。

 

綜絖を長持ちさせるにはいろいろと使用上のこつがあり

使用中に丸棒を回しながら、ナイロン糸をなじませていくのだそうです。

(上手に表現できない!)

そして、縦糸通しもお願いして、完璧にできたものを、私は織り機にセットするだけ。

 

そのセットも無事終了。非常にスムーズな動き。

富坂さん、ありがとうございました!

不満。

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織り。

今回はとりあえず織りの組織の試しなので

あまりの糸を使って始めたのに、案の定、不満。

染め重ね。

挙げ句の果てに、

ほかの作品用の糸に手を伸ばしそうになる。

いつもこれだ、、、、。