Archive for the 糸と布 Category

向かい直す

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そんな病気はないんだけれども、

精錬病はきつい。神経にきつい。

そう思いつつ、松本で、小さな忘年会に参加。

着物好き、で、作り手でもある人々と。

そこで初対面の織りの方と、

精錬の話で盛り上がる。

精錬があまりに難しい事で盛り上がる。

絹は生もの。素性の知れたものであればまだしも

そうばかりも言っていられない場合の

一か八かの気持ち。(もちろん、結果使えない場合すらある)

気を取り直して、今手元にある糸に

向き合い直す。

紬糸取扱注意

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悩みに悩んで購入した紬糸。

中途半端に精錬してあるからとても難しかった。

何でどう変化してしまうのか、

残留物は何か?

科学的に調べるわけではないのでトライしてみるしかない。

いくつかの方法でやってみて

アルカリ(灰汁)高温は、糸賀が過精錬になってしまう

お湯だけでは、不純物が取り除けない

と来て、

長時間の水付けと、

酵素、それも低温で長時間2回、に落ち着いた。

これでなんとか使える状態になった気がする

次は染め実験。結果が出るのはずっと先。。。。

精錬

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糸を染めるはじめの作業は精錬。

精錬をする前の糸は

こだわりを持って作って頂いたものだから

普通の市販品よりは訳がわかる状態である。

でも、それでも、一心に精錬しなければならない。

精錬の方法をまた変えた。

とにかくとにかく付きっきりでやる。

水と根性と時間が必要な作業。

、、、布ってフラストレーションはあるけれど

自分では精錬しない(できない)ので

体力気力は楽なモノだと悟る。。。。

反物届く。

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丹後より、緞子縮緬が届く。

水に、つけると、精錬カスがどっとでる。

丹後では、このカスを、技と均一に残すのだそうで

そうしないと、引き染め等友禅ではムラになるのだそうだ。

つまり、精錬カスに、染めていると言うことで

だから、水に浸けてはいけない。

水に浸けたら、カスが寄って、

偏りが出て、水染みが出たりする!

精錬も、必ず漂白が行われている。

漂白無しでは、買える値段の糸は作れない。

真っ白な糸だけを取るなんて、

量産は不可能な世界になってしまうのだそうだ。

よって、繭の中身のカス等が付けたシミを取るために

漂白は必須なのだそうだ。

今年の色

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風にさらしている布や糸を桐箪笥にしまう。

今年、染められるようになった色達。

すほう、紫、紫による捨て汁染め色、鈍色、

ヤマモモの緑、捨て汁染め、山吹、木賊、黄金色。

来年にはまた、この辺り一帯に多い針葉樹や、栗の色も

染めていくだろう。

仕事開始

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家がまだ完全に機能していないし

安曇野の事もまだよく知らないけれど

とりあえず、緊急の仕事を開始!

繭を糸に。笹繭。

繭よ、おまたせしました、、、、

色を見る。

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いつもと違うカメラで。

糸のや布の状態と、染めの状態で、色の発現が変わる。

それを写真に撮ると、はっきりわかる事もある。

レンズと人間の目はかなり違う。

もう一つ、ヒトには心があるので、

自分の仕事をごまかして見てしまうこともあるかもしれない。

それには用心用心。

 

カリヤスの黄色改め、ヤマモモ追加で着尺進行。

塩蔵の繭

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同時進行その2。

コラムにも登場した、農業生物資源研究所の先生から繭が届きました。

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塩に漬け込まれて保存が可能となった繭です。

この繭は研究用(標本?)ですから、分量はそう多くありません。

10㎝×25㎝ぐらいの容器に100粒ぐらい入っていて

それが6パックですから600粒と言うことになります。

感想繭に比べると、しっとりしていて臭いもなく、期待大。

塩のミネラルで糸の性質は勿論、染色性がどう変っているのか。

自分で糸や真綿を作りこれから試験します。

試験結果(作品)を永易先生に報告しなければならないので

緊張です、、、。でも楽しみ。

shawl

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この写真の生地は、京都の個人で動かれている白生地問屋さんが、

関東の機やさんとやりとりの末に完成した絹のショール。

2重織りで、表は生絹(すずし)裏は、生糸と練り糸。ごく少量、化学繊維。

極細糸で、透ける。

生絹のショールはあまたあるが、張りがあり、体に添わない。

なので、体に添いながらも、張りとふくらみがある、エレガントな布を作られた。

たった1パーセントだが化学繊維を用いることで、

絹の強撚糸でつくる通常の縮みとは異なる、

ふくらみのある表情の布に仕上がっている。

(撚糸での縮みは、布がぺったりとしてしまう)

 

ほかにも、羽衣のような軽く薄いショールも。

こちらは、はじめにすべて先に精錬した絹で織ってみたところ

糸がよれてしまうので、緯糸を半分ウールにされたという。

不思議な甘い肌触りと軽さ。半透明な。

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こんな世の中だけれども、こんな世の中だからなのか、

生まれるものもある。

まだ、しろくない

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色見本のために丹後の機屋さんにお願いしていた反物届く!

早くやっていただいたようで、ありがたい。

織も注文だけれど、精練も特注で半練りにお願いしたもの。

だから、普通の反物よりずっと固い。

これを自分で仕上げていく。

 

ゆっくり状態を見ながら、完全に繊維だけにしてゆく。