Archive for 8月, 2011

着物という物

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今年も安曇野薪能を鑑賞できた。

急に寒く雨も降る中、体育館の中の

能舞台の上は、それでも、幽玄と荘厳さに充ちていた。

それはきっとかなり、着物、のせいだ。

着物は民族衣装に分類されるだろう。

数々の民族衣装はどれも

人を立派に見せる。

しのほとんどが、ドレープをたっぷりとって

豪華な衣装としている。

しかし、着物文化には、ドレープはない。

能衣装を身につけているのを見て、つくづくそう思った。

恐らくはしっかりと糊で張りを持たせた、その着付けは

立体的で陰影はあるけれど、どこもしだれていない。

逆に、中に浮かんでいるのだ。

折り紙、、、そう、折り紙のようだ。

ふくらみも折り紙のふくらみと同じ。

もちろん、柔らかい女性の着物のように、

しなやかに着る衣装もあるけれど、

それでも帯はまるで動かず。

—-

昔、古着の着物を選ぶフランス人女性の帯選びと、着付けを手伝ったとき

私の帯結びをささっと直して、

「この方が、ドレープが出るでしょう。リボンにはドレープが必要」

と、言われてしまったことを思い出す。

その女性にはドレープの効いた帯結びが似合っていた。

——

日本の布は、浮かぶ布、空気をはらんでふくらむ布。

不思議な荘厳。

夏休み

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子供がいると、夏には、夏休みという現実が。

すっかり、8月を1ヶ月まるまる制作など使えると錯覚して

カウントしていた私。

当然そうは行かず、

家にいれば、あたふたあたふたと

家事や仕事の境目無く、かけずり回ることに。

そして、藍畑や茜畑の管理。というか雑草との戦い。

そうなると、当然家で本を読む時間なく、

子供にせがまれていく図書館の

なんと集中でき

静かで落ち着いて本の読める場所であるかを再認識。

夏休みはこれからが本番。

アートギャラリー穂高

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インドシルクストールのいくつかは

穂高駅直結 アートギャラリー穂高さんに

現在あります。

お近くの方はどうぞご覧下さい!

写真上は、緑部分はヤマモモ×藍(生葉)

青部分は藍(生葉)

写真下は茜と藍(生葉)の重ね染めのグレー

ちなみに日本の古代からの染めでは

純粋黒を、藍染めと茜の染めで実現していました。

 

藍の生葉染め

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藍の生葉染めから得られる、明るい青。

今年はとても良く藍を育てることが出来ました。

絞りたての液はあかるい黄緑色。色素は透明。

静かに急いで染め付ける。

手持ちのストール作品や白生地全部に重ねて。