同志?

Posted on 火曜日, 9月 14th, 2010 at 7:51 PM

先日、日本画の古い植物顔料を調べている

お二人が、来訪され、

講義を聴いて行かれました。

日本画、修復を専門とされる女性と

そのご主人であり、博物館の学芸員をされている方。

化学分析の専門家や、もちろん美術の専門家にいたるまで

植物鉱物等、あらゆる顔料の「蛍光」や

「構造色」については

まったく問題にしてくれないとのこと。

若いお二人は、色彩の謎に迫る上で、まず

「構造色」に注目されたそうですが

私との会話の上で、「蛍光」についても

興味を持たれて、講義を聴きに来ることになったのでした。

天然の色素が放つ蛍光のことは、

有機物による色素が1000年も持つことと相まって

なかなか理解されない事柄ですが

実は日本人の色彩感覚において重要なテーマです。

構造色は構造は解明されていますが、いまだ、

モルフォチョウのきらめきは再現できていない状況です。

私の極私見では、モルフォチョウが増幅しているのは

蛍光を含む色彩だと思っています。

これが出来ていないので、

人工物では、暗い色調しか出せないのではないかと思っています。

このことに気がつき

もし目利きになれたなら、世の中の見え方ががらっと変わるはず。

若いお二人は私の同志?

がんばって目利きになって頂きたいモノです。

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