29
4月
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一衣舎さんの書かれた「手織りの意味」という記事に掲載されている着尺の写真に釘付けになった。
文章に、信州飯田のHさんと、記されている。もう、そうなると絶対に彼しか居ない。そう、私が10年前に夢中になっていた着尺の作者だ。
わたしは、着尺を2反も買ってしまったのだ。そして、着てみた。着心地は通常の紬の着心地を遙かに超える。しわにもならず、いつも空気を含んで美しい。
10年前、染織の世界に入るきっかけとなったのは、着物好きが高じてこの着尺に出会ったからだ。
私の購入し、愛用している着尺は、今のシリーズとは違うもの。
この人のシリーズはその後、「空気を織り込む」ようになる。
この「空気を織り込む」というのはなるべく張力をかけないで織ること。
空気シリーズをすぐに購入されたのはある社長夫人だったが、パーティーに来てゆかれ、同席者に「この着物には「気」が織り込まれているね」と言われたそうだ。人の目はおそろしい。そして、あまりに正確だ。
その当時、この人の反物を直接知り合いだと言うことでたくさん取り扱っていた呉服店のご主人は彼のことを「大学の研究者」のようだと評していた。
この呉服店の店主は私の着物の師匠であり
飯田のHさんは織物のあこがれの人であった。
しかし、Hさんと、同じ事をするわけにはいかないから、
私の苦難は長い。
染めを中心にしたとしても、織ることもきちんとやりたい私は
いまも、密かに策を練っている。。。。。
Tags: 一衣舎, 手織, 着尺., 着物, 紬, 織
27
4月
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古伝の手法の色と、
普通の染め色の比較です。
一番左から、、、、
一般に売られているカリヤスを染めた色。黄色みのベージュ。
古法により染めた伊吹山カリヤスの薄色。濃くして、延喜式の「黄」になる。
古法により染めたヤマモモの薄色。濃くして、山吹色から黄金色になる。
採りたてのヤマモモ樹皮で染める。黄茶色。
23
4月
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気持ちというのは新鮮なものに触れることで
いつでも呼び覚まされる。
我が子といると、いつもそう思う。
でも、悲しいことに、新鮮な気持ちで生きていない子供もいて
そんな子供らに接すると、私も倦んでくるのだ。
新鮮な心でいられない彼らは、何を見て感じて、倦んでいるのか。
23
4月
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榛の木、はんのき、はりのき、と読む。
湿気た地にたびたび林立し、高木となる。
どんな金属塩でも同じ色に発色する高級な染料。
この写真でほぼ原寸大。(この写真の実は去年のもの)
今住んでいる町にも偶然何本もの木があり、しかも取りやすい。
飛鳥の地には、榛原という名の場所があるそうだ。
21
4月
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古伝の手法にこだわっていて
出来るようになるまでに数年を要したけれども
(染めを始めてからは、10年、、、)
それでも良かったと思うのは
同じ色を染められること。
あの色、という色を染め出せるというのは、とてもありがたい。
そんな可能性があることを発見してくれた、古代の人に感謝。
18
4月
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右から
蘇芳(すほう)による薄色
紫根(むらさき)による薄紫
カリヤスによる黄
黄色染料と、紫で染めている あを(グリーン)系の色
青純(あおにび)染めの薄色
黄色染料と白梅の古木によるオレンジ系の色
カリヤスによる、もう一つの色
藍の生葉による色
Tags: カリヤス, 梅, 紫根, 藍, 蘇芳