どんな鍋を選ぶのか

(はじめに、、、

化学に強い方は、お読みになる必要はございません)

染め色の口伝のなかに、

金の章があり、

「金気の善悪を知る」必要性が書かれています。

鍋の選択で、若い女性が混乱してしまいました。

曰く、使える鍋がない。

皆さんはどんな鍋を使っていますか?

彼女は、アルミやステンレスについて

ネットでちょっと調べてみたらしいのですが

アルミの毒性や、

ステンレスには重金属のクロムが使われていることなどが

書かれていて、やみくもに怖くなったのだそうです。

ここでは、ステンレスについて書いておきます。

全てのものは酸化します。それは地表にあると必ず起きること。

空気に触れていると必ず起こることなのですが

酸化した状態がある意味安定した状態でもあります。

金属は空気酸化により

表面の金属分子が不働態被膜(ひどうたいひまく)

と言う、ごく薄い酸化した金属の幕を作ります。

その酸化した金属分子の結合が強くて安定している場合

内部の金属原子が外部に出てこようとすることが出来なくなり

酸化が止まります。

つまり、人間に見えるレヴェルでの酸化=錆 が

でない状態になります。

ステンレスの場合、この強さのレベルが高くなっています。

これは、合金の金属の種類やパーセントで変わります。

料理レベルの使用時間、量では

酸やアルカリ(お酢や醤油)の存在でも、

中の金属原子や分子が水中に出てくることはほぼない

とみなして良いのです。

ですから、料理用のステンレス鍋に

クロムが入っていても何ら問題はありません。

適切な種類を適切に使うならば、

もちろん染めにも使えます。

ステンレス鍋は錆びにくいものを。

使用後は汚れ、水気を取って良く酸化させましょう。

汚れの下から皮膜が壊れて、錆びてきます!