4月
時は過ぎゆき
Posted in 日々, 糸と布, 色と染めのこと | No Comments »時は過ぎゆき、色は発色してくる。
紫の布を洗う。余剰分が落ちて、したからきれいな顔が出る。
色にも顔があるね。
そして、隣では糸が裸になりつつある。
昔のように躍起になって急いで
精練したりしない私がいる。
年を取ると良いこともある気がする。
とにかく、時は過ぎゆき、過ぎゆくのです。
時は過ぎゆき、色は発色してくる。
紫の布を洗う。余剰分が落ちて、したからきれいな顔が出る。
色にも顔があるね。
そして、隣では糸が裸になりつつある。
昔のように躍起になって急いで
精練したりしない私がいる。
年を取ると良いこともある気がする。
とにかく、時は過ぎゆき、過ぎゆくのです。
今年は未だ寒い安曇野。
夕べも雪がちらつき、、
(それは安曇野の中でも、山沿いの辺りだけかも)
それでも、あじさいに小さな芽が付いていて
睡蓮鉢のメダカは産卵して!
春です、春です。
もうすぐぱーーーっと一気に安曇野の春が来ます。
きてくれなくちゃ、困ります、、、
吉本隆明さんが亡くなられたとニュースが言う。
私は吉本さんの著作に大いに影響を受けたし、
助けられもした。
慰められた事の、なんと多かったことかと思う。
絶対的な幻影から救われたヒトは多かったのではないだろうか
と、ツイッターを見いて、そう思う。
さて、、、
私はまだ、膨大な著作の一部しか読めていないから
これからも吉本さんの著作を読んでいくと思います。
吉本さん、これからもよろしくお願いします!
昨日は東日本大震災から一年という日。
原発事故も重なり思い春だったことを思い出す。
今日の私と言えば、不覚にも引いてしまった風邪で
ダウンし、鼻が喉が、頭が、、と
目の前の苦痛との戦いで、精一杯。
こんな小さな事でも、これと向き合わないわけには行かない。
向き合わなければ、風邪をこじらせ、やっかいなことになる。
ただ逃げるのではなく。無理矢理立ち向かうのでもなく。
向き合うこと。向き合うこと。


今年は去年までとは全く違う一年にしようと
自分用の色無地を染めた。そして、
旧暦の新年会で着た、、、。
ここ数年、めっきり着物を着なくなり
染めのことばかりであったし
そもそも柔らかものは苦手だし。
でも、着てみました。
光によって違う色になって写っているなあ、とか、
着心地も、やはりね、、とか、
やはり自分が着て確認してよかった、、、。

松本市美術館でのシャガール展に行ってきました。
久しぶりのシャガール。
またもや圧倒されてしまいました。
色への思い。色と構図が、、、
言葉に出来ません。図録を記憶装置として購入。
勉強します。
由紀さおりさんの歌が
アメリカなどで人気、、とのニュースを
見た。
由紀さおりさんは
小さい秋を想いながら歌っているのだ
と言うようなことを言っていた。
歌を聴く人のことを想うのではなく。
アメリカ人を見て歌うのではなく。
歌の世界のその向こうをみて歌う。
私なら
色の作り出す世界の向こうへ向かって
染めることか。
今日は、ケンロウドについて
非常に執念を燃やす方が
わざわざ訪ねてくださった。
どの位理解していただけたのかは未知数。
今後もどんどん、古代の染めのこと
好きになって欲しいと、願う。
深みにはまる人がいて、その方々に支えて貰えることが
私のような若造が生きて行くには必要なのです。
ところで、
この方と、飯田の広瀬つむぎの広瀬さんと、私と
同類だと言い残して去って行かれたのですが、、、
うーん。私はじつは
広瀬さんの反物で織り染めの世界に入ってしまった。
世界は狭いという理の通りなのかも。

なんと、今年初めての写真投稿、、、。
すっかりブログの更新が出来ていないのですが
何もしていないわけではありません。
染めもしているし、色々やっているんですが
ついつい写真も撮らず、慌てふためいて暮らしている今日この頃。
これは、紫根を、収納している最中の写真です。
問屋から何十㎏という単位で購入しますが、
それは段ボールでどかんと届きます。
そのままでは絶対にだめなのが紫根。
まず、昇華性の性質であるので、放っておけばどんどん成分が無くなってしまいます。
そして、ビニル袋はだめ。ビニル袋が染まり、そうなれば二度と成分は出てきません。
さらに、春になって出てくるイガ、コイガが卵を産み付けるのです!
簡単な梱包では、ものすごい数の蛾が発生することに。
この蛾の幼虫は絹も食べるので、大変。
で、密閉容器に入れるのですが、新聞よりはアルミの袋がよいので
アルミ袋に入れ替えている最中なのです。
この作業は冬の間に終わらせなければなりません。
うっかりしていると、蛾が、、、。

私は、若造、、、
染織の世界では若造、、、
そうなのだ。
そのことをしっかり自覚すれば、
とっても気が楽。
失敗したってなにしたって、
若造だもの!